2013年07月07日(日曜日)

ひそやかに15周年

 最近はネットに出没する頻度もブログよりはTwitterの方が圧倒的に多くなってしまい、こちらの更新もやや滞ってしまっておりました。そんな中訪れた7月7日。この雑記帳のオープン記念日です。今年は更新頻度が少ないこともあり、これまで以上にひそやかな感じで記念日を迎えることになりました。

 Twitterというのは確かに便利なサービスで、日常の中で感じたその瞬間単位の思考をパッと投稿できて記録できるというのはブログとはまた違った指向のツールだなと感じています。散文的、あるいは短歌的とでもいいましょうか。連続してまとまった思考を表現するには足りないが、思考がまとまっていく過程、あるいは思考にまで辿り着かないただの雑感を記録・表出していくツールなのだと感じます。

 かつてはこの雑記帳にもそういう「過程」の記録の意味も含ませていました。大学時代などは日々の記録、過程も含めた記録として、生の思考をここで書き遺していました。でも今はそういった瞬間的な思いを書きつづるのはTwitterに移行して、この雑記帳ではよりまとまった、140文字×いくつかの範囲では収まりきらないまとまった思考・文章を残す場として使っていきたいなと考えております。だから、更新頻度は少なくなるでしょう。でもより練った形の思考や文章、あるいは交流も多くなってきたTwitterではちょっと書きにくいような意見なんかを、こちらで出していければいいかなと思っています。ひとりごとのはずのTwitterで交流が盛んになり、情報発信のはずのブログがひとりごとみたいになるとは皮肉なものだなとは思うのですが。

 ともあれ、ひそやかにこの雑記帳も15周年。訪れてくださる方々への感謝とともに、今後もこの雑記帳は静かに歩み続けたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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