2011年12月13日(火曜日)

Google『未来へのキオク』

本日、Googleが東日本大震災被災地の最新のストリートビューを公開しました。あらためて津波被害地域等を眺めてみると、いまだに荒れ果てたままの街並みと、時折警備員の姿が飛び込んでくる非日常的な世界。胸が痛み、言葉をなくします。震災から9ヶ月、震災後の生活は既に日常に溶け込んでしまった感もありますが、こういった映像を見るとまだ震災は、復興は、まったく終わっていないのだと強く感じます。

以下は、Googleのサイトの文の転載です。

今回のデジタルアーカイブプロジェクトは、震災の被害の大きさをストリートビューの技術を活用し、撮影・公開することで、世界中の科学者や研究者だけでなく、一般の方がこうした情報にアクセスできるようになり、地震や津波が引き起こす被害を知っていただくきっかけになるものと考えています。これが、後世に震災の記録をきちんと継承し、震災の記憶の風化を防ぐことにつながることを期待しています。

震災を風化させず、未来への記憶と記録をつなごうというGoogleの強い意志を感じます。

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