2009年04月29日(水曜日)
休養
- ayum
- 20:21
- コメント (2)
- トラックバック (3)
昨日会社を出る際、翌日が休日なのに珍しく(これは本当に珍しく)ノートPCを会社に置いて家路についた。最近の日記を読んでもらえれば何となく察しはつくかもしれないが、実はここ二週間ばかり胃潰瘍疑惑で体調を崩しており、先週は一週間で3日も有給を使う羽目になってしまっていた。とりあえず検査の結果、潰瘍とか糜爛とか腫瘍とかはまったくなくきれいそのものとのことなので、過労とストレスだろうということで片付けられたわけだ(それにしたって仕事は何かと訊かれて、SEだと応えたら「ああ」って納得顔でストレスを強調するのもどうかと思うが)。明確な病床があるわけではないので死にはしないだろうが、それにしたって夜も寝られない程の胃の痛みは酷いもので、先週なんかは公私ともに大分テンションが下がっていた。
というわけでGWの飛び石となる今日は一切仕事はせずに休養しようとあらかじめ心に決めて、ノートPCを会社に置いてきたわけだ。家に会社のノートPCがあるとやはりどうしても気になる。それならたった一日だし、腹をくくって休んだ方がよい。
昨晩は寝る際も敢えて目覚ましはかけずに眠りについた。現在妻と娘は実家に帰省中なので、5月の連休に迎えにいくまでは一人暮らし。朝早くに目覚める娘に起こされることもないからゆっくり寝れるだろうと思っていたら、どっこい朝は娘からの電話で起こされた(爆)。なかなかの奇襲だ。
天気がよかったので部屋の窓をすべて開け放ち、午前中は洗濯・掃除などをして時が過ぎる。昼過ぎに昼食・夕食を買いに行くがてら、家から車で10分程の場所にあるお酒のアトリエ 吉祥に物色に向かう。どうも『もやしもん』を読んでいたら無性に日本酒が飲みたくなってきたので、割と久し振りに焼酎ではなく日本酒を見る。新藤酒造の純米大吟醸『雅山流"翠月"』を購入し、昼食を取りながら胃のリハビリもかねてゆっくりと飲んでいた。今回、敢えて純米大吟醸を選んだのには理由がある。もし酒を飲んで胃が痛くなったら安酒だと後悔するばかりだが、本当においしい酒を飲んで胃が痛くなったならまだ本望だと諦めることができるからだ(爆)。この酒は今回初めて飲んでみたが、華やかながらも熟した丸みのある吟醸香とまろやかな飲み口、日本酒にしては珍しい後口に残る微かな苦みが印象的な、実においしいお酒だった。ここ二週間、胃の調子が悪くて一滴も飲んでいなかったので妙に染み渡る気がした。
とはいえまだ無理はできない。お試し程度に日本酒グラスで4杯、昼食を取りながら、音楽を聴きながら、最後はベランダで景色を眺めながら、二時間程かけて、調子を見ながらゆっくりと飲んだ。よく晴れた休日にこうして昼からのんびりとおいしい酒を飲むのはいいものだが、家族がいるとさすがになかなかこうはできない。まぁ今日は一人だけの休日だ。過労とストレスとやらを癒すために、のんびりやろうじゃないかと、チビチビとやっていた。ベランダから眺める桜の木は、もう花は散って完全に葉桜になっているものの、初夏の日差しに輝いてなかなかきれいだった。花見じゃないね。葉見、・・・とでも言うのだろうか。まぁ桜の時期も今の新緑の初夏も、ウチのベランダからの景色は案外悪くない。
まだ今週はリハビリだ。GW明けに本当に戦列に復帰できるように、心にも体にも疲れは溜めずに、少し溜まる仕事は仕方ないとして(苦笑)、まずは体調を戻さなければいけない。夜はさすがにもう酒は飲まず、早く眠りにつくとしよう。まだならし運転中とはいえ、明日はまた仕事なのだから。
Trackback on "休養"
以下3件のトラックバックはこのページのエントリー"休養"を参照しています。
このエントリーのトラックバックURL:
あらら〜
カラダには気をつけてくださいね。
僕も胃カメラ飲んだ時は完全に精神的なストレスとカラダの過労が重なった時でしたから。
とにかくお大事に。
コトー先生、ご心配ありがとうございます。
しかし大丈夫なつもりでいても疲れってのはたまるものなのですね。
さすがにそろそろ以前のような
無茶な仕事の仕方もできなくなってきたのかなと、
今回初めて思いました。