2004年12月12日(日曜日)

癒しを求める(?)CD達

 金曜はまた相当な勢いで大変でした。朝にカロリーメイトを食べたきり、昼食も夕食も取らずに深夜1時まで客先作業、しかも飲み物すら昼以降は「そろそろ飲まず喰わずも疲れたな」と客先の前にある自動販売機でお茶を買ってくるまで一口も飲まなかったというなかなかの激しさ。深夜1時に客先を出た後はタクシーで渋谷まで戻って深夜急行バスで帰宅したとのことです。あーあ、今週もまだ余波が続くかなー・・・。

 さてさて、社会人になってから忙しさがある臨界点を超えて来るとCDの衝動買いが激しくなるという(爆)、嫌な癖がついてきた私ですが、今回もここ二、三週間で結構色々なCDを買っています。キース・ジャレットの『ラ・スカラ』や『The Out Of Towners』、Dream Theaterの『Live at Budokan』、伊福部昭の『SF交響ファンタジー第一番』、元Fair Warningのアンディ・マレツェク率いる『Last Automn's Dream』、ユーゴだかどこだかのメロディック・メタルバンドALOGIAの『price o vremenu』(←もはや歌詞が英語ですらない)、ワレリー・ゲルギエフ指揮・ウィーンフィルの『チャイコフスキー交響曲第四番』、これはレンタルですがポルノグラフィティのベスト盤2枚と『シスター』。もうパッと見たジャンルだけでジャズにプログレッシブ・ロックにメロディック・メタルにクラシックにJ-POPと、結構わけがわからないことになってます。

 とりあえず、やはりDream Theaterは素晴らしいです。相変わらずとてもライブ盤とは思えない程演奏が完璧ですが、今回のライブはいつもの完成度に加えてライブならではのテンションの高さも凄い。特に『Stream Of Consciousness』でのジョン・ペトルーシはあれだけの超高速スケールをミスなく音の粒も潰さず、以上に高い集中力で弾ききっていて寒気を覚える程です。彼らはライブ盤やブートレッグが出る度に「今回はマイク・ポートノイ(ドラムの人)が3箇所ミスってると認めてるらしい。どこか探せ!」という嫌なイベントが成立する程完璧な演奏で知られますが、なんつーか、ホントにミスしませんね、彼ら・・・。あんな並程度にハイレベルなバンドじゃ演奏することすらおぼつかない程の難曲の数々を、ほとんどノーミスでライブで再現し、ライブ独特の緊張感すら醸す彼らは既に神の領域にまで達しています。ジェイムズ・ラブリエが歌う初期の名曲『Only a Matter Of Time』や、ただでさえ美しい名曲なのに、さらに今回素晴らしいインプロビゼーションも入って一層魅力を増した『Hollow Years』も今回の聴き所でしょう。さすがに3枚組を通して聴くと疲れますが(苦笑)。

 余談ではありますが、今の現役の日本の男声バンドで聴いてていいなーと思えるのってやっぱりレミオロメンとポルノグラフィティくらいですよねー。まぁMr.Childrenは別格として。ポルノグラフィテイの『シスター』は実に私好みの旋律と歌詞の世界観でお気に入りの一曲です。

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