2003年09月07日(日曜日)
明日が来なくても
最近、といっても一、二ヶ月前にはなりますが、JUN SKY WALKER(S)のトリビュートが出ました。ジュンスカ、実に懐かしいです。思えば私がバンドを始めたのも、中学の時2つ上の先輩がバンドでJUN SKY WALKER(S)のカバーをやっていて、彼らが演っていた『明日が来なくても』と『HEAVY DRINKER』を聴いて「カッコいい」と思ったのがきっかけです。それから中学の間は見事にずっとジュンスカに首っ丈でした。そしてこの前、カラオケに行ってみたら、ジュンスカのリバイバルに伴って、これまで入っていなかった懐かしの曲、思い出の曲達がゾロゾロと入っていました。『明日が来なくても』、『砂時計』、『ガラスの街』・・・、中学・高校時代に歌いたくても歌えなかった曲達です。思わずまず『明日が来なくても』を入れてみました。中学時代の俺、見てるか?俺は今『明日が来なくても』を歌ってるぞ!くらいの勢いで。
♪明日が来なくても 僕と君がここで死んでも
昨日という日は 確かにあった僕の中に
♪くたびれた努力にはお別れしよう
みんな愛しいから捨てきれなくて
すべて抱え込んで倒れてしまう
僕は走るために荷物をおろした
まぁなんと言いますか、今考えてみると実に若気って感じです(苦笑)。こういうと当時の自分にはきっと怒られるのでしょうけど(そしてそれを言うなら、「何エレキやめてクラシックなんて弾いてるんだよ」とか「サラリーマンやってんじゃじゃねぇよ、ボケ」など、当時の私からすればきっと今の私はツッコミどころ満載なのです)。気づいたら、中学の頃の自分が目指していた自分とは随分遠い所にいるような気がします。罪悪感という程ではないにせよ、いくらか申し訳ない気持ちもあります。よくも悪くも、人は変わります。過去の自分の夢をすべて、叶えてあげられるはずもありません。現在の夢だってどうなるかわからない、それが世の中なのですから(あるいは、そう言ってしまう人間こそ、当時の私は忌避していた人間像なのかもしれませんが)。
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