2003年08月02日(土曜日)
自転車で日吉巡り
今日は実に久しぶりに夏って感じのする天気でした。13時くらいに目覚めた時(遅いよ!)、外の日射しの爽やかさと寝苦しさを感じる気温に思わず夏を感じたものでした。そして、その夏の空気にあてられて、夕方ちょっと涼しくなった頃に私はある思いつきをしました。・・・そうだ、最近運動もあまりしてないことだし、久しぶりにチャリでその辺を散歩してこよう。そう、私はこっちにきてから普段あまりチャリを使いません。朝は家の前の坂を駆け上がって、駅前で駐輪場の空きスペースを探す時間を考えるなら相対的に歩きの方が速いので歩いて駅まで行きますし、休日出かけるにしても大抵電車で行くことになります。ので、こっちに来た時に購入した自転車はあまり使われることもなく土埃をかぶって眠っていたのです。とりあえず先週は軽く自転車のメンテをして、近場をふらりと回ってきたので、今回はまだあまり知らない日吉を回ってみようと思い、私は自転車をこぎ始めました。
日吉というところは基本的にも応用的にも山です。道はあまり広くないし、坂も視界を遮る段差や木々等の障害物も多く、視野はあまり開けていません。ので、自分が普段通る道から少しでも外れてしまうとそこはもう、視野にすら入ったことのない完全な未体験ゾーンが待ち構えているのです。とりあえず家の前の坂を駆け上がり駅前まで行った私は、ただでさえ普段は絶対通らない浜銀通り、そこを奥まで突っ切っていこうと思い、進み始めました。それはなかなか大変な道のりでした。浜銀通りを普通に走っている内は登りよりは下りの方が多くて楽だったのですが、途中左に折れてからは突然急な斜面に出くわすは、かと思えば「どこまで降りるんだ、この坂は!?」と思うくらい急で長い下り坂に突然出てみたり、とにかく大きな坂にやたらとぶち当たるのです。息を切らしながら坂を駆け上がり、不安に駆られながら坂を降りを繰り返す内、気付いたら私の家の近くにあるでっかいマンションが遥か丘の上に見えるようになっていました。・・・あそこまで登らないと帰れないのかよ。ってゆーかそもそもここどこだ!? その時には既に私は軽く道に迷っていました(笑)。そもそも地図も持たずに知らない道に向かって問答無用で突き進んだわけですから当然といえば当然です。しかも「あっちが家」と方向的にはわかっていても、坂が多くて道のつながりがまったく見えないし、そもそもまともじゃ駆け上がるのは絶対無理な坂に阻まれていたりして普通じゃ帰れそうもありません。・・・その後私が知った大通りに出るまで実に一時間以上、日吉の山の坂と格闘を繰り替えしていたとのことです。疲れた・・・。
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