2003年07月16日(水曜日)

Aアン用『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲完了

 今年の定演のAアン、頼まれていた『亡き王女のためのパヴァーヌ』、やっと編曲が終了しました。相変わらずギリギリです(苦笑)。興味のある方はリンクをクリックしてみてください。例によってリタルダンド等の曲想は付けてないですし、後半大量に入ってくるハーモニクスも音の上では表現してない(オクターブ低い)ですが。

 パート割はプライム1st-3rdにBass、WBass、アルトは使わずに編曲しました。アルトはどうしても音の線が細くてキンキンしがちなので、柔らかな音で旋律を弾かなければいけないこの曲には不向きと判断しました。調はイ長調、原曲から1音上げています。音域の問題より、ハーモニクス等を使う際の融通と響きの点でデュアルテ編に倣ってそう変えてみました。ギターはやはり基本的にはシャープ2つ以上付く調の方が響かせやすいですしね。今年は曲が曲だけに去年のように激しく速いスケールが息の続かないくらい長く続く、というようなことはありませんが、さりげなく運指は結構厳しい所があります。特に3rdと1st。まぁ、今回は試しに私が全パート一応弾いてみたのでやってやれないこともないでしょう。結構指を考えないと難しい所もありますが・・・。後は体裁の調整と音の最終チェックをして終了です。さて、今年はクラギタの皆さんが、どんな風にこの曲を仕上げてくれるのでしょうか。非常に楽しみです。皆さん、頑張ってください。

Trackback on "Aアン用『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲完了"

このエントリーのトラックバックURL: 

"Aアン用『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲完了"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "Aアン用『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲完了"

"Aアン用『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲完了"へのコメントはまだありません。