2002年12月21日(土曜日)

『島唄』の理由

 今日は珍しく夜9時くらいからずっとテレビを付けていたのですが、先程The Boomが出ていました。出てくるなりのっけから『風になりたい』を演ってくれ、しかも生放送ではないのですがちゃんとその場限りのライブバージョン。曲が終わったかと思った時に宮沢の笛を合図に突然また始まるパーカッションのインプロビゼージョンバトルが実に熱かったです。

 そう、実は『島唄』ってW杯のサポーターソングだったのですね。あれだけW杯を見ていたにも関わらず、今まで気付いていませんでした。どうりでよくコンビニとかで『島唄』が流れているわけです。な〜んかカラオケであの曲歌う奴もこの頃多いなとは思っていたのですが。ってゆーか気付けって感じですね。

 私は基本的にThe Boomは好きなので、結構マジでその番組(ミュージック・カクテルだったか?、番組名)を見ていたわけですが、その中で宮沢が『島唄』が今これだけ愛されている理由は何かと聞かれて応えていた台詞が印象的でした。歌というのはメッセージというよりもただのきっかけのようなもので、歌を聴いた人がその歌にどんな自分なりの物語を付けていくかだと思う。『島唄』はたくさんの人が自分の物語を乗っけやすい曲だったんじゃないか。概ねそのようなことを彼は言っていました。なんか、カッコいいと思いません?そしてやはり、この台詞は的を得ていると思うわけです。

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