2000年11月28日(火曜日)

BOXにCDを寄贈しよう

 今日は午後からひたすら卒論の準備に追われ、実験室であれこれとやりながら一日を終えました。途中タルレガに息抜きにちょこっと参加したりしましたけどね。ああ、私は今週中に実験を始めることができるのでしょうか?とりあえずは明日ゼミで先生にスーパーラボのマニュアルをいただけることになっているので、すべてはそれからですね。

 卒論に追われながらもフェアウェルの準備は着々と水面下で進めております。最後フェアウェルでどうしても弾きたくて、譜面を探して現代ギター社やら海外の譜面屋やらも当たったのに見つからなかったル・コックのイ短調組曲の『パッサカリア』、とうとう業を煮やした私は龍大の天才採譜・編曲者であるUさんに今日音源を渡して採譜をお願いしました。快く引き受けてくれた彼女に大感謝です。お手数おかけしますがよろしくお願いします。また前々から弾きたいと思っていたアジャーラの『セリエ・アメリカーナ』、実はBOXに譜面があったことに昨日気付き(爆)、まだ弾くかどうかわかりませんがとりあえず譜面はキープしておきました。でもさすがに時間的に無理かな・・・? っていうか、曲名『セリエ・アメリカーナ』じゃなくて『アメリカ組曲』で置いてあるとは不覚だった・・・。

 そして今CD-Rが家にあり、そのCD-Rを使ってBOXに私のコレクションの中から特に良質なクラシックのCDを選んで焼いて寄贈しようと計画し、早速今日生協でCD-Rを10枚780円で買ってきました。生協安いです。CD-Rの媒体は某ニ◯ミヤより安い。で、その内3枚は私が個人的に焼きたいCDを焼くので、残った7枚がBOXに寄贈される分となります。できるだけ時代やジャンルの片寄らない選定をしたいなと思い、まずは『David Russell plays 19th Century Music』というCDを焼きました。ラッセルは特に優しく温かい美音で知られるギタリストで、純クラシック畑なら誰もが世界の頂点に立つ一人と認める天才ギタリストです(まぁ彼は純クラシックだけでなくアイリッシュも弾いていて、それがまたよかったりするのですが)。その彼が19世紀の作品を弾いているCD、先日のコンサートで聖帝も弾いていたメルツの『ハンガリ−幻想曲』、レゴンディの『夢』、合奏団でやったメルツの『エレジー』、そして去年の定演でオムが弾いたアグアドの『序奏とロンド』まで収録されているという古典期のCDとしては絶対のお薦め品。明日持っていくので、特に1、2回生の皆さんCFを問わず聴いてみてください。そして福田進一の『シャコンヌ』も焼きます。これも明日持っていきます。バッハの作品集としてはセルシェルのものと並んでお薦めのものです。特にこのアルバムに収録されている『シャコンヌ』と『リュート組曲第4番よりプレリュード』は絶品。一聴の価値ありかと。他には大萩康司の『11月のある日』、ジョン・ウィリアムスの『月とカマキリ』は寄贈が決定しています。他に何にしようかな・・・?

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