2000年11月23日(木曜日)

2000年度奈良ギターフェスティバル

 今日は奈良ギターフェスティバルが行われ、私も尚永ギター合奏団の一員として参加してきました。BKCクラギタも参加しています。今回は本来2人いるはずのバスギタリスト、しかも主席であらせられるお方が参加できず、もう一人のバス担当である私が一人で弾かなければいけないという実にデンジャラスな状況でした。バスって結構低音でメロディー持ったりソロがあったりするんで目立つんですよねー・・・。しかも演奏予定の3曲の内2曲がほとんど弾けていない私は内心ビクビクしながら会場へ向かったものでした。

 リハの時奈良100年会館のステージに立ってまず驚いたのは周囲ガラス張りの壁。美しいです。アルティのような客席から舞台を見下ろす形のステ−ジで、高い天井に向かってキラキラとガラスが輝いているのです。それはこれまで立ったステージの中でもピカイチの美しさでした。音もまた綺麗に響くんだ、これが。このステージでソロ弾きたいなぁなどと思いつつ、その舞台の空気を満喫してきました。本番はまぁ緊張することもなく、臨時で受け持ったベースソロや目立つベースメロも大きなとちりはせずに滞りなく終え、『ブエノスアイレスの冬』で一瞬アンサンブルが崩壊しかけてドキドキするといった場面も交え、聖帝のソロを「あんたぁやっぱり凄ぇよ」と思いながら後ろで聴き、無事に終わっていきました。私個人の出来はこれまでのどの練習よりもマシだったことでしょう。

 そしてその後は尚永ギター合奏団の中で私一人だけ100年会館に残り、ふとしたいきさつで知り合った同志社4回生のバロックマスターと交友を深めたり、BKCの演奏を聴いたりして過ごしました。BKCの皆さんは大半が弦を交換したばかりとはいえちょいと調弦が・・・。他にも色々と言いたいことはあるのですが、まぁあまり口出しするのもなんなので敢えて伏せておきましょう。2週間後の定演を楽しみにしています。そして何故かギターフェスティバル終了後のコンパには私はBKCクラシックギタークラブの部員として参加していたのでした。どっとはらい。

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