2000年10月29日(日曜日)
利き酒会でおいしい酒を
今日は忌無おすすめの『秋のきき酒会』に行ってきました。大津プリンスのドデカイ会場で、ところせましとあらゆる酒がひしめく姿はなかなか壮大なものでありました。日本酒だけで600品以上の銘酒が出品されていたわけですから、そら凄まじいものです。忌無と京産の2人は「日本酒全部制覇した」とか言っていたような気がするのですが、ということは、一種一口としても600数十口・・・?よーやりますな。しかしそれだけ酒があると当然美味しいものばかりでもなく、中には「これはちょっと」と思うようなものもあります。しかしそんな時はペッと一気に捨てて次へ行ってしまえるのがきき酒会のいいところ。非常に贅沢な気分でした。そして気に入ったのがあればゆっくり味わって、後でもう一回もらいに行くと。個人的に淡麗な日本酒は最近飲み飽きてきていたので、とにかくコクのある味わい深いものを、と探していったらにごり酒(かなりどぶろくくさい)に行き着きかけました(爆)。まぁそんなにごり酒とかはとりあえず置いておくにして、私のお薦めは地元新潟の銘酒『越の誉』の秘蔵酒『もろはく』。長期醸造7年もの(だったかな?)のとにかくまろやかでコクがある深遠な味わいがヒットしました。そして沖縄の泡盛『千年の響』。ジャンクスのお薦めで飲んでみましたが、これはうまい。10年ものの古酒は43度あって、色的にもほとんどウイスキーですが、なんかね、焼酎独特のあの刺激的なアルコール臭はなく穀物系のいい匂いがして、飲むと最後に甘味が微かに跡を引いていくような、・・・って、わかんねーか。まぁ美味しかったのです。後は日本初の地ウォッカ『奥飛騨ウォッカ』。日本酒ばかり飲んでいた時にいきなり「さっぱりしますよ」とこのウォッカのソ−ダ割を渡され、あまりのスッキリさに感動しました(爆)。その後ストレートでも飲ませていただきましたが、やはり美味しいウォッカでした。米から作ったライスウォッカとか言っている辺り、本当の意味でこれはウォッカなのかどうか定義は怪しいところですが、まぁ美味しいからいいです。
きき酒会は素晴らしいです。あれだけ美味しい酒を飲んで、つまみもあって、おみやげにさらに酒ももらえて500円。私は後から行ったので忌無なんか程は飲めてませんが、それでも数千円分は楽に飲み食いしたことでしょう。コンパなんかよりよっぽどいいなぁ・・・。
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