2000年05月30日(火曜日)

風景の見える音のスケッチ

 今日は何だか家の外に行く気がしなかったので、起きてから夕方までずっと部屋にこもってました。そして久しぶりの新作となる『風景の見える音のスケッチ』を書き上げて、アップする準備をしていました。これは私がこれまでに聴いた音楽の中でも特に鮮烈なイメージを持ったものをモチーフに、そのイメージをテーマとした変奏曲のような感じで短編小説として仕上げていくという連作ものです。今回はR.ディアンスの『タンゴ・アン・スカイ』。オ−ケストラ付の方です。今後ロドリーゴの『パッサカリア』とヴァイスの『シャコンヌ』をテーマとして扱うのは決まっていますが、他はまだ未定です。全部でいくつになるのかも未定です。私がどれだけいい音楽に出会えるかで決まります。

 この作品の構想はちょっと前に思い浮かんで、それからずっと書こう書こうと思っていたんですけど時間がなくて書けなかったんですよね。で、今日も本来なら書く時間はなかったはずなのですが、どうも精神状態が停滞気味で一日引きこもりをしてしまったがために書く時間ができたと。多分これが書きたかったんでしょう。私にとって表現の欲求とは心の膿のようなもので、たまに吐き出してやらないとどんどん鬱屈した状態になっていくんですね。で、今回それが一段階目の限界に差しかかっていたため精神が停滞して一日引きこもりを起こしたと。何しろ作品を仕上げるまで飯も食いませんでしたからね。そして仕上げたらひょいと5時過ぎに家を出て部活に行っちゃいましたからね。まぁそういうものなのでしょう。

Trackback on "風景の見える音のスケッチ"

このエントリーのトラックバックURL: 

"風景の見える音のスケッチ"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "風景の見える音のスケッチ"

"風景の見える音のスケッチ"へのコメントはまだありません。