2000年02月18日(金曜日)
マイブーム - ベートーベン
まだまだここ数日と同じ常套句が続きます。アンニュイです。たまりません。今日は一月頃にやはりアンニュイな日々が続いていて日に一冊本を読んでいた頃に買って、買った頃にアンニュイな生活にピリオドが打たれ読まれることのなかった小説を読みつつ、新潟に帰った時に父から受け継いできたベ−ト−ベンの弦楽四重奏曲全曲のCD(スメタナカルテット演奏、CD8枚組)を聴いて時間を潰していました。
しかし最近の音楽的マイブームはブローウェルとベートーベンなわけですが、今日ベ−ト−ベンの弦楽四重奏をギターにアレンジしたらどうなるんだろう、とふと思ってしまいました。ベートーベンの壮大な楽曲はギターにすると迫力的にどうかな、と思ってしまいがちなものですが、『エグモンド序曲』や『フィデリオ序曲』等の管弦楽(声楽?)曲を弦楽四重奏にアレンジしたCDを実家で父から聴かせてもらった時は迫力に欠けるとかは思わずに、むしろ弦楽での演奏が心地よくカッコいいと思えたので案外ギターでもいけると思うんですよね。まぁ曲を選べばですけど。その点元が弦楽四重奏なら理論的にはギタ−4本でも表現可能ですし、管が入ってない分ダイナミクスの心配も減ります。しかもいくつかの曲は明らかにギターにして違和感がある曲とも思えないし、技術的にもどうにかなると思えます。むしろバイオリン等と比べて重音に強いギターの特性を活かせばアレンジ次第では三重奏とかでもいけるのでは?そう思いましたので、ちょっとベ−ト−ベンの弦楽四重奏をギターにアレンジという荒行に身を乗り出してみようかなと計画中です。別にこの曲の編曲やったって自分で演奏する機会があるとも思えないんですけどね。メンバーが集まるとも思えないし、どの演奏会でやればいいのかも見えてこないし。ま、趣味でやります。いずれ作るであろう衣笠CGCのホームページにMIDIと譜面の画像載っけておけば将来誰かがやってくれるかもわかりませんしね。
で、ベートーベンの弦楽四重奏の中で私のお気に入りといえば、中期弦楽四重奏の最後の曲、第11番『セリオーソ』と、あの『大フーガ』を含む第13番ですが、とりあえず20分もの大曲『大フ−ガ』はおいといて『セリオーソ』に手を付けてみようかなと。この曲はギターになるという確信は現段階では持っているのですが、実際始めてみるとどうなることやら。とりあえず明日早速譜面を探しに行き、見つかったら検討してみます。健闘を祈ってください。
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