2000年01月11日(火曜日)
怪メール・続報
さてさて昨日の怪メール、某人物のおかげで登場人物が"Kちゃん"ではなく"Кちゃん"であることがわかったわけですが、相変わらずオリジナル文章の作成者が何を思ってわざわざキリル文字などを使ったのかという疑問は残っているわけです。その疑問を解くべくわたしは今日図書館で日露辞典を開いてみたわけですが、いやキリル文字の"К"ってそれだけで前置詞的な用法があるんですね。っていうか前置詞なのか。英語でいうところの"toward" や"for"、"up to" 辺りの意味があるらしいです。方向、志向を示す前置詞ですね。そしてこの"К"の読みは"カー"。以上の事からここで敢えてキリル文字が使われていることの意味を推察していきたいと思います。
まず意味的に考えてみましょう。日本語に訳すなら「〜へ」とか「〜に向かって」辺りが適当な"К"。もしこれが「メ−ルを読んだものに向かってくる」という裏の意味を隠したものであったなら・・・。それこそ『リング』の貞子ばりに怨念が読んだ人間に向かってくるということで、ミステリ−的にはワンランク恐怖増といったところでしょうか。作者もなかなかやります。ところが!・・・読みの方から分析した場合。"Кちゃん"は"カーちゃん"と発音します。もしこれが子供を孕んでしまっただけに「かーちゃん」と「母ちゃん」がかけてあるのだとしたら・・・!!! Oh! Jesus!!!!! そっちの方がよっぽど恐ろしいではありませんか!? やるな、作者よ・・・。
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