1999年11月30日(火曜日)
ちょっとだけ恋愛論 - TVドラマの台詞を主題に
どうやら今日は寒かったらしいですね。でも夕飯以外では部屋から一歩も出ていない私にはいくら寒かろうと関係ありません。今日も一日部屋で静養してました。おかげで書くこともないに等しいのですが、昨日テレビを付けてたらやっていたドラマを半分眠ったような状態で見ていて、その中で(おそらく)ヒロインが言っていた台詞がやや気になったのでそれについてちらと触れましょう。なんてドラマだったかな? とりあえず月曜9時からのドラマなんですけどね、キャスティング見てなかったんで誰が出てるのかとかもわかりません。そんな見ただけでこれは俳優の◯◯だ、とかわかる程私は芸能界には精通していません。とはいえ一応ゴールデンタイムだからメジャーどころが出てはいるんでしょうけど、それでも私はわかりません。ようするに疎いのです。刑務所やら人死にが出てくるドラマでした。半分寝てたのでよくわかりません。というかそろそろ本題に入りましょう。
そのヒロイン(多分)曰く、「愛は虚しいもの。お互いの自由を奪い、時間を奪い、肉体を奪い、悲しみの中で終わりを迎える」、だったか、そんな感じの台詞でした。例によって寝かけてたんでよく覚えてません。とにかく大枠としてはこんな感じだったと思います。う〜ん、さてさて皆さんどう思います? まぁある一面では真実だとは思うんですけどね。どう綺麗ごと言ったって、相手と一緒にいたいと思うことは相手の時間と自由をある程度奪っているという事は事実なんですから。でも、お互いがお互いと一緒にいたいと思った時に一緒の時間を過ごせたら、それは別にお互いを奪っていることにはならない訳ですし、要はエゴイズムの程度の問題のようにも思います。というかですね、そんな挙げ足取りのようなもんじゃなくても、端的に言ったらこれは恋愛に対する姿勢と結果の問題だと思うんですよね。このヒロインは、この一回分の話を見る限りでは過去の恋愛では幸せになったことはないらしいんですよ。で、それを通じて「恋愛は虚しいとわかってしまった」とかほざいて上の台詞を口にすると。大枠の流れはそうだったと思います。で、「相手に合わせて変わって行こうとして、理想の恋人になれたと思ったら云々・・・」と話は続く訳ですが、この際そこはカットします。で、そのヒロインの恋愛に対する姿勢ですが、基本的にネガティブですよね。あんな台詞を吐くくらいですから。それが彼女が過去の恋愛で幸せになれなかった最大の要因だと思うんですけど・・・。だって、一緒に時間を過ごすことを相手の時間を奪ってると感じるような極限にネガティブな思考回路の持ち主がどうやったら自分で幸せを感じられるんでしょうか? 自分が幸せを感じていられないと、それはどんなに隠そうとしても相手には伝わってしまうもの。そうすれば相手はそれが何故かと思い、幸せになれなくなっていく。お互いが幸せを感じることができなくなった二人は、そりゃ別れるしかないでしょう。当たり前です。要は姿勢の問題です。とはいえ逆に楽観し過ぎるのも考えものですけどね。一緒にいることが相手にとって拘束となってはいないか、たまに客観視するくらいの余裕は必要だとは思います。盲目的な恋が長続きしないのは主観の中に浸かり過ぎているから。適度なバランス感覚が長続きのコツかなと。そう、要はポシティブとネガティブ、主観と客観のバランス感覚ですよ。
・・・とここ数日まともに人に会えてない寂しさにまかせてどうでもいい当たり前の事をつらつらと書いてしまいました。やれやれだぜ。
Trackback on "ちょっとだけ恋愛論 - TVドラマの台詞を主題に"
このエントリーのトラックバックURL:
"ちょっとだけ恋愛論 - TVドラマの台詞を主題に"へのトラックバックはまだありません。
"ちょっとだけ恋愛論 - TVドラマの台詞を主題に"へのコメントはまだありません。