1999年11月12日(金曜日)

1999年度関西大学ギター部定演

 今日は関大さんの定演にクラブの皆を引き連れて行ってきました。ところが、行く時私は家にいたので西院集合で他の執行部とは別働隊として動いていたのですが、チャリで来た執行部軍団が事故に巻き込まれて(あったのではあくまで巻き込まれた)遅れるという。それで幸か不幸か別働隊で動いていた私は西院に集まっていた1、2回生総計10人を引き連れて執行部一人引率として行ってきました。後でコンサ−トに遅れてきた連中の話を聞くと、実にまぁシュールな状態だったようで・・・。大変でしたねといったところでしょうか。まぁ長い人生そんなこともありますって。

 で、肝心のコンサートはいきなりBKCのKIYO編曲のモーツァルトのディベルティメントから。編曲者のクレジット見た時ビックリしましたよ。いつの間にヤツぁ関大さんにディベルティメントの編曲を進呈していたのやら。まぁこれは女の子ばっかの四重奏だったのですが、軽妙なリズムと小気味いいハ−モニーをよく出していてとてもスッキリ聴けてよかったです。いい演奏でしたよ。KIYO、君の編曲の苦労は彼女らがちゃんと実にしてくれたよ。よかったな。そして続く関大のお家芸『コユンババ』は脈々と受け継がれた関大コユンババの底力を感じさせるさすがの演奏でした。その後も実に関大らしいいい意味で自由なステージが続いていきました。二部でやった二重奏の『回転木馬』の第三楽章がえらい気にいってしまい、思わずアンケ−トに譜面くださいと書いてしまいました。あれの2ndは楽しそう。そして個人的に一番楽しみにしていたバッハの『シャコンヌ』。直に見るのは初めてではありませんが、相変わらず凄まじい曲です。私もいつか弾きたいとは思っているのですが、さすがにあれに挑戦するだけの技術と気合はなかなか・・・。演奏の方は最後ちょっと力尽きてしまった感もありましたが、あの曲は弾けるだけで相当なものがありますからね。大したものだとは思います。欲をいえばもう少し荘重さと荘厳さがほしかったかなというところでしょうか。そして大合奏。シベリウスの『カレリア』を見事に息のあった演奏でしめてくれました。彼らの演奏会は演奏はしっかりしているのに空気にかたさがないのが素晴らしいところですよね。毎回そう思います。今日の演奏会はウチらの定演に向けての凄くいい刺激になりました。彼らのおかげでやる気もまた出てきたし、ウチらのアンサンブル(重奏含む)に欠けているものも再確認できました。関大さんの定演は最高にいいステ−ジだったと思いますが、ウチらもそれに負ける訳にはいきません。時期的にもウチらの定演が知る限りの関西圏のギタ−部の演奏会のシメになる訳で、何よりもこれまであんなにのめり込んできた執行部活動のシメになる訳です。これまで各種演奏会や通常活動、あるいはプライベートで最高の時間と空間を共有してきた仲間達と作り上げる、実質的には最後のステ−ジです。悔いは残したくないですし、どうせなら後世まで語り継がれるような伝説の定演にしたいですよね。さ〜て、気合入ってきたぞ・・・!!!!!

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