1999年09月04日(土曜日)
小動物の多い日
今日はやたらに色々な小動物を目にした一日でした。まずは昼飯時、BOXで一人コンビニのうどんを食べた後いつもの階段のところに出てみたら何やらひっくり返って弱々しくもがいている黒い昆虫が一匹。何だろうと思い拾ってみたら、何とそいつは小さいクワガタでした。私の記憶が正しければあれは多分ミヤマクワガタでしょう。誰かに踏まれたらしく、羽ももうボロボロで飛ぶこともできず、足も後ろ足が取れかけていてそれを引きずりながらどうにか動くことができるというような悲惨な状態でした。そのままほっておくとまた誰かに踏まれそうで、それはとても不憫に思えたので、もう先もあまり永くはないだろうけどせめて最後に木に帰してやろうと思い、下まで連れていって適当な木の幹に置いてきてやりました。その後どうなったかは知りませんが、あのままコンクリートの階段で一生を終えるよりはマシな最期を迎えられたことを祈ります。
次は仕事を終えて中川会館の前のベンチで一息ついていたら、あの辺でよく見かけるよもぎ縞のネコが今日もいました。のんびりと中川会館前の広場(?)を徘徊して、食べ物を持っている人間を見かけたらそっと近付いてきてちょこんと前に座り餌をねだる・・・。いつもの仕種です。人間社会で生きていくのにはなかなか賢い術なのかもしれません。そんなネコに餌をやりたがる人間なんていくらでもいますから。私も結構そのクチです。今日は何も食べ物持ってませんでしたけど。何も食べ物持ってないと知らんぷりして絶対寄ってこないんですよね、あのネコ。ちと憎らしいですな。そのネコは今日はどら焼きをもらっていました。ネコはあんこも食べるんですね。
そしてさらに夕食の時、学校近くの定食屋(?)某マ◯ンで一人飯を食っていた時、私は左側に壁がある位置に座っていたのですが、その壁の上をササッと素早く這っていく油ギッシュな黒い影が・・・。そう、ゴキちゃんです。私はゴキ一匹にいちいち動じるクチではないので「あぁ、ゴキだなぁ」くらいの感じでそのゴキを眺めがら淡々と飯を食っていましたが、その内店の人が来て「すいませんねぇ」とか言いながらティッシュでゴキを処理して持っていきました。私がゴキを眺めながら飯を食っていたのも別にゴキが好きだからじゃなく、ただ壁の上を這っているくらいならまだいいけどさすがに飯のところまで来られるといい気持ちはしないので見張っていたというのもありましたので、店の人が処理してくれたのは正直ありがたかったです。まぁその前に客席にゴキ出さすなというツッコミもありなのでしょうけど。
その後さらにBOXでもゴキが出没し、ギターのサウンドホールの中に入られたらさすがにかなり嫌なので入られないようにちょっとギターを置く時もケースにしまうという事態も発生しました。結局BOXを出る時までBOXに迷い込んだゴキは発見されなかったので、もしかしたら誰かのギターケースとかに巣食ってるかもしれません。そしてそれが女の子のものだったりしたらケースを開けた瞬間に物凄いことが起こることでしょう。それはそれで面白そうだからアリかなという気もしますが、まかり間違って自分のギターケースでそういうことになっていたらかなり嫌なのであまり考えないことにします。
Trackback on "小動物の多い日"
このエントリーのトラックバックURL:
"小動物の多い日"へのトラックバックはまだありません。
"小動物の多い日"へのコメントはまだありません。