1999年04月28日(水曜日)

くたばれ真菌類!!!!! 〜水周りの激闘〜

 それが今日の夜のテーマでした。夕方に教習所の路上教習を終えて帰ってきて夕飯にレトルトのハッシュドビーフを食した後、私はのほほんとした気持ちで便所に入っていったわけですが、そこでとあること気付いた、いや、再確認したのです。壁やバスタブを仕切るカーテンのそこら中に付いている黒いシミ、・・・そう、冷静に考えればヤツらはカビではありませんか。前々から気付いてはいたけどあえて黙認していたこの事実。その真菌類の群れが何故か今日はどうしても許せなくなりました。元々キノコ以外の真菌類は忌み嫌っているこの私です。今日は左手も腱鞘炎のせいで力が入らずギターもまともに弾けない状態で時間もあることだし、いっちょ徹底的にこの邪悪な真菌類を駆逐してやろうという気になりました。幸か不幸かバスタブの脇にはしばらく使っていなくて容量もタップリと残ったカビキラー、真菌類撲滅のために人類が生み出した実に頼もしい化学兵器が備えてあるではないですか。私は早速その対真菌類用地対地近距離化学兵器を手に、バスタブの周りの真菌類どもに戦いを挑みました。

 それは壮絶な戦いでした。何しろヤツらは壁の下のところから私の目線の高さをこえるところまで天の川のようにバーッと広がっています。私はあらん限りのカビキラーをユニットバスの壁にカーテンに便器の脇にと振りかけ、置いてあったバケツさえもヤツらに侵されていたのでそこの内側外側にもカビキラーを放射し、シャワーで一気に部屋の周りをザーッと流していきました。充満する塩素臭。カビキラーが手に付いて、そのアルカリ性の泡が私の皮膚を侵食しヌルヌルとしたしつこい感覚が手に残ります。カビキラーってアルカリだったんですね。塩素臭で頭がクラクラし、指先は塩基にやられてナメクジを触るような気色悪い感覚に襲われながらも、私は何度も何度もヤツらにカビキラーをかけては流し、かけては流しと闘いました。そしてどのくらいの時間が過ぎたでしょうか。手持ちのカビキラーも底を尽き、そろそろ気力も限界に近付いた頃にやっと壁に元の清潔さが戻ってきた感じがしました。そう、今日の第一次大戦で、私はヤツらを完全に根絶やしにすることはできませんでしたがしばらく繁殖することが不可能になるくらいの致命的なダメージを与えることができたのです。その確信を得た時が今日の戦いの終戦の鐘でした。もう一度念入りに水で流した後、憔悴して部屋に戻ってみるとPHSにPメール1件。見るとそれは新潟の仲間からでした。私はそのPメールの返信として、相手の用事はまずさておいて「イマカビトタタカッテタヨ。」と返したのは言うまでもありません。さぁ、明日は第2次大戦だ・・・!!!!!!

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